アラフィフカップルさん、真剣交際に入りました。

嬉しいご報告。

先日アップした記事
6/13【30代新規会員男性の写真撮影しました＃花遊庭】←こちらをお読みください
ここに書いた久々にお見合いした会員様。
な、な、なんと真剣交際に入りましたーーーー。
やばない？
2週間足らずで真剣交際へ突入。
お相手様なんか6月入会なので活動歴数週間。

この日書いていた通り、ご縁って不思議なもの。
出会ってしまったら受け入れて流れに任せるのみなんです。
少し前からお二人のお気持ちは固まっていましたが、何せ彼は活動を始めたばかり。
どうやら「お見合い」「お申込みして返事待ち」があったようです。（これは当然の流れ）
うちの会員にその旨をきちんと伝えてくれて、「すべてクリアになったらもう一度気持ちを言うね」
と言ってくれましたので、うちの会員さんも安心して待っていられました。
お相手仲人から連絡あったときは「待ってました」とばかりに即ステータスの変更（仮交際→真剣交際）をいたしました。
仲人さんはびっくりの展開に戸惑っていましたが、
伊藤は6/13の段階で予見してたでしょ（後だし自慢）

今まで色々考えすぎる傾向にあった会員様でした。
忙しいのも重なってなかなかご縁につながらなかったけど
今回は不思議なことに仕事のタイミングも良く、また自分から積極的に誘って（こんなこと今までなかった）
平日でも会うという驚きの展開。
当人同士さえも流れの速さに戸惑いを隠せず。
「こんなことあるんですね～」って。
今まで一番この行動から遠い場所にいた会員さんでした。
でも今は「ラブストーリーは突然に」ばりに進んでいっています。
このままこのままどうぞ恋の神様、邪魔しないでね。

今回、こんなにスムーズにいった要因としましては
お二人ともが婚活にどっぷりはまっていなかったことが大きいと思います。
こちらの女性は会員歴こそありますが、ほとんど活動休止状態。
お申込みが来ても私がチョイスしてお断りしていました。（一応彼女には承諾後ね）
今回は何となく取次しました。
その数時間でお見合い日時まで確定するんだから、ご縁ってわからないものですね。
彼は婚活１発目のお申込みが彼女だったそうです。
検索したら彼女が一番に出てきたと。
普通に考えてそんなわけありません。
だって何か月もログインしてないんですから。優先順位も最下位レベルだったと思う。
でも何かの間違いでトップに出てきたんだとしたら・・・・・
彼はそのトップに出てきた女性に申し込みをし、
本来眠っていた会員さんはたまたま連絡に気づきOK返事をし、
2日後にお見合いし、
土日を待たず平日にファーストデートをし、土日もデートし、また平日もデート。
他のご縁が入る隙が無かったね。

人間って必要とされたり、大切に扱われたり、自分を選んでくれる人を自然と好きになっていきます。
今回はお互いを強く求めている感じが見えました。
お二人ともに婚活に慣れていなかったので、婚活の常識を知らなかったのが大きかった。
平日には会わない。
女性からは誘わない。
何回目までは告白しない。
「普通は～」がなかった。
デートの度に彼女は面談をご希望下さり「どうすればいいか」を一緒に伊藤にも考えさせてくれました。
婚活慣れしている人は今までの婚活が頭にあるので、
他にまだいい人がいるんじゃないかと目移りしたり
相手の悪いところを探すようになったり
恋愛慣れしていないくせに（←言いかた）駆け引きし始めちゃったりして
迷走してしまいます。

大変厳しい話をしましょうか？やめとこうか・・・・
今は亡き大大大先生仲人にお聞きした話。（するんかい）
昔はお預かりした会員さんをある基準に応じてランク分けしてファイリングしていた。
例えばAのファイルに入っている男性にはAのファイルの女性しか見せなかった（紹介しなかった）そうです。
Bファイル男性にはBファイル女性・・・・
見合った人同士しか見せないとその中からしっかりご縁を見つけるんだとか。
だから成婚が当たり前にバンバン出たそうです。

「今はシステムから自由にすべての人が見られるから、自分とは基準が違う人もすべて見えちゃうから難しい」んだと。
Aファイルの人がB、C、D、E・・・全部見えたら選ぶ基準がぐちゃぐちゃになって選べないし
お相手からも選んでもらえない。
そして基準がそろっていないお相手との結婚はうまく行かないとおっしゃっていて、
新人時代の伊藤は雷に打たれたような衝撃を受けました。

このある基準ってのが難解で、ご自分で判断しているものと仲人が定めるものは少し違います。
ご自分がここかなと思っているファイルと、仲人が入れているファイルは全然違っています。
なので仲人が紹介する人が、「はあ？こんな人よくもまあ紹介しやがったな」ってなる。
ですが仲人は総合的な基準で判断し、考えています。
先述の仲人先生が「昔は私が紹介した人を断るなんて絶対なかったわ」とおっしゃってて
「先生、それは良い時代でしたね」って大笑いしたことを今でも忘れません。

ある基準教えていただきたかったけど、「それは経験と勘ですよ」と。
今、伊藤がそんなファイリングしているわけではありません。
今の時代にそぐわないしね。
しかし、自然と「この子にはここの層のお相手がいいな」と常に考えている自分がいます。
プロフィール交換会なんてそれができてないと無理な作業ですからね。

活動歴が長くなってくると自分がどんな人を選んでいいのかわからなくなります。
Aのファイルの人とも交際して、Bファイルの人ともお見合い成立して、Cの人にも会ってみたいな
Dの人からお申込みきたからうけようかな・・・・って
いやはや自分はどのファイルに居るのかもわからない。
伊藤がさりげなく答え出しているんだけどスルー。
これでは迷宮入りですね。
伊藤がたまに「この交際はやめておいた方が・・・・」って言うのはそういうこと。
ファイル違いです。

ここでさっきのカップルさんのお話に戻りますが、
今回のお二人は同じファイルの1ページ目にあったもの同士を選んだ結果です。
まだこの先、いろいろなご不安出てくるかもしれませんが、
両相談所でしっかりバックアップしていきたいと思います。
いいご報告ができたらいいな～。

さて最後に
今回ファイル分けという言葉を使い不快になった方もいらっしゃるかもしれません。
あくまでもある一定の基準を基にということでわかりやすく表現しました。
本当にアンジェパティオのあの鍵付き棚の中にレベル分けしたファイルがあるわけではありません笑
また、Aだから最高級、Eだからダメとかではありません。
何度も言います。ある一定の基準ですから
誤解のないように。

この話、ずっとしたかったけど悩んでおりました。
この話をしてくださった先生は一昨年ご病気でお亡くなりになりましたが
なんと亡くなるその月に成婚を出して、現役のまま生涯を閉じました。
IBJのような最高のシステムやマッチングアプリのような気軽なものも良いと思いますが
先輩仲人さんのように釣り合いを大切にして自らご縁を繋ぎ合わせるやり方も
先生の教え通りやっていきたいと思っております。

古臭くて泥臭いけど、私はそのやり方でみんなを幸せにしたい。