「もしかして、この人モラハラ…?」結婚前に見抜くヒントと、自分を守る視点
皆様、こんにちは!アンジュパティオの伊藤です。
今日はあまり書きたくない内容です・・・
でもずっと書きたかった内容でもあります。
覚悟持って書きますね。
婚活を進める中で、「この人、本当に大丈夫かな?」と、相手の本質を見極めようとするのは当然のことですよね。
特に最近よくご質問いただくのが、「モラハラって、結婚前に分からないものなんですか?」というお悩みです。
結論から言うと、残念ながらモラハラは非常に巧妙で、結婚後や同棲後、妊娠後に発覚するケースが非常に多いのが現実です。
なぜなら、多くの場合、最初は「優しい人」「頼りになる人」といった良い面をアピールするからです。
そして良いアピールをしなくてもよくなったら(逃げられない状態になったら)本性を出します。
しかし、全く兆候がないわけではありません。
今回は、完全に防ぐことは難しくても、「もしかして?」と感じるサインと、もし見抜けた場合にどうすればいいか、具体的な例を交えながらお伝えしたいと思います。
皆さんが安心して婚活を進めるためのヒントになれば嬉しいです。
「モラハラ」ってどんなもの?その特徴を理解しよう
モラハラ(モラルハラスメント)とは、精神的な嫌がらせや精神的暴力のことです。
言葉や態度によって相手の尊厳を傷つけ、精神的に追い詰める行為を指します。
身体的な暴力とは違い、目に見えにくいため、被害を受けている側も気づきにくいのが特徴です。
主な特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 言葉による攻撃: 侮辱、嘲笑、人格否定、無視、説教、過度な批判など。
- 精神的な支配: 相手の行動を制限する、束縛する、友人や家族との連絡を絶たせる、監視する。
- 責任転嫁: 自分の非を認めず、常に相手のせいにする。
- ダブルスタンダード: 自分には甘く、相手には厳しい。
- 感情の起伏が激しい: 急に機嫌が悪くなる、感情的に怒鳴る。
- 自己中心的: 自分の意見が絶対で、相手の意見を聞き入れない。
- 外面が良い: 他人にはとても優しく、身近な人(特にパートナー)にだけ攻撃的。
結婚前に気づけるかもしれない「要注意サイン」の例
「まさか、あの人が…」と後で後悔しないために、交際中にこんな言動があったら、少し立ち止まって考えてみてください。
1. 「あなたのせいで」が口癖?責任転嫁の兆候
例:
- デートの待ち合わせに遅れた際、「君が道案内を詳しく言わなかったからだよ」と、自分の非を認めずあなたのせいにする。
- お店選びで失敗した時に、「君が選んだお店だから仕方ないね」と、まるで自分は悪くないかのように言う。
注意点: 小さなことでも自分の非を認めず、常に他者や環境のせいにする人は、結婚後も同様に責任転嫁し、最終的に「お前が悪い」とあなたを責め続ける可能性があります。
2. 「お前はダメだ」「ありえない」など、侮辱や人格否定の片鱗
例:
- あなたが話したことに対し、「そんな考え方、ありえない」「本当にバカだね」と頭ごなしに否定したり、見下すような発言をする。
- あなたの仕事や趣味に対し、「そんなの時間の無駄」「もっとマシなことできないの?」と価値を否定する。
注意点: 交際初期は冗談めかして聞こえるかもしれませんが、それがエスカレートすると、あなたの自信を奪い、精神的に追い詰める言葉に変わっていくことがあります。
3. 束縛が激しい?行動や人間関係の制限
例:
- 「誰とどこにいるのか、常に報告しろ」「その友達とは会うな」と、あなたの交友関係や行動を細かく管理しようとする。
- あなたの携帯を勝手に見たり、SNSのパスワードを聞き出そうとしたりする。
注意点: 最初は「心配してくれてるのかな」と感じるかもしれませんが、度が過ぎると自由を奪われ、周囲から孤立させられてしまいます。
4. 気分屋で予測不能?感情の起伏の激しさ
例:
- さっきまで笑顔だったのに、些細なことで急に怒り出したり、不機嫌になったりする。
- あなたが慰めようとしても、無視をしたり、さらに感情的に攻めてきたりする。
注意点: 相手の機嫌を常にうかがう必要があり、精神的に疲弊します。結婚後は、常に相手の顔色をうかがう生活になる可能性があります。
5. 「私がいなきゃダメ」依存と支配の始まり
例:
- 「君には僕しかいない」「僕がいないと何もできないだろう」「君のために言っているんだよ」と、あなたを依存させようとする発言。
- あなたが何かを決めようとすると、「僕に聞かずに決めるな」と口出しをする。
注意点: あなたの自立心を奪い、精神的に支配しようとする兆候です。
大切なのは「違和感」を見逃さないこと!
モラハラは、相手が意図的にあなたを支配しようとする場合もあれば、本人にその自覚がないこともあります。
どちらにしても、あなたが**「あれ?」「なんかおかしいな」と感じる「違和感」**は、決して無視しないでください。
「気のせいかな?」「私が気にしすぎかな?」と流さずに、ましてや「私が悪いから怒られるんだな」など思わないでください。
その違和感を信頼できる友人や家族、そして私たちカウンセラーに相談してくださいね。
客観的な意見を聞くことが、冷静な判断につながります。
婚活は、あなたの人生を共に歩むパートナーを見つける大切なプロセスです。
笑顔で幸せな未来を築くために、少しでも「モラハラかも?」と感じるサインがあったら、立ち止まって考える勇気を持つことが何よりも重要です。
伊藤は仲人になって色々な方を見てきました。
婚歴がある方に離婚理由を聞くとお相手のモラハラなことが多いです。
そしてご本人たちはモラハラ被害を受けたことを認識していないし、お相手に至っては自分のモラハラが原因で離婚したとは微塵も思っていないことが怖いのです。
厳しいことを言いますが、モラハラ気質の方はお相手がだれであろうと変わりません。
自分が悪かった、至らなかったなどと思わないでください。
避ける、逃げる、離れるしか対策はないと言われています。
「結婚相談所で知り合って3か月で結婚を決めたらモラハラに気づかないじゃない。もっと長く付き合ってみます。」って思うでしょ。
長く付き合っても意味ないんです。
先述しましたが、モラハラの方は巧妙ですから交際中はあなたに対しとにかく優しいしぼろを出しません。
ただどんなに隠しても油断した時にちらりとその傾向が出てしまう時があります。
その違和感を見過ごさないようにしてください。
確実ではありませんが、伊藤が学んだ見極め方法もお教えしますのでご相談ください。
以前、ご成婚後(入籍前)に同棲をはじめた途端にモラハラが始まり、恐怖で寝られないとご相談いただいたケースがあります。
ご成婚時からそんなに時間が経っていなかったのにげっそりやつれて、うつ状態。本当に気の毒でした。
お相手担当者からは「早く入籍して安定したほうが良いですね」って言われましたがとんでもない!
そんな結婚生活送らせるわけにはいかない。
結局そのカップルさんは別れました。
最後まで「怒らせるあの人が悪い。」「あんたのために怒っているんだ」とおっしゃっていました。
その後婚活復活した会員様でしたが、トラウマに悩まされてお見合いや交際を躊躇していましたが、優しい女性と出逢い今は穏やかにお幸せに暮らしています。*そうなんです。うちは男性会員様でした。モラハラは男性に限らずですからね。
どんな小さな不安でも、一人で抱え込まずにぜひご相談くださいね。
ご成婚後のフォローもいたします。
*ただし心の病気に関しては専門外ですので早めに受診ください。
店名 アンジェ・パティオ Ange Patio
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